そもそも「髪を染める」のが始まったのはいつからなのでしょうか?
紀元前3500年の古代エジプトの頃、植物の樹液や鉱物を使って髪を染めていたと言われています。
日本のヘアカラーの歴史は、平安時代と言われています。
日本のヘアカラーの歴史
日本における最古のヘアカラーの記録は、平安時代末期1183年に「平家物語」に墨を使って白髪を黒く染めていたことが記されているそうです。
平安時代末期の武将「斎藤実盛」が篠原の戦い(1183年)で、「後こそ若々しく戦いたい」という思いから白髪の頭を黒く染めていた(鉱物性の無機顔料を使用)と史実に残されているそうですよ。
戦後の昭和30年ごろからオシャレ染めの開発が始まり、昭和40年代よりオシャレ染めが流行し、ブリーチ、カラーリンス、カラースプレー、ヘアマニキュアなどが出回ります。
その後、70年代は、ホームユースのヘアカラー剤が普及し始め、80年代半ばにはヘアマニキュア・酸性カラーが流行し始めます。
そして、90年代に入ると若年層から明るさと色調を主張するヘカラーブームが起こり、現在では老若男女問わずヘアカラーがより日常的なものになりました。
昔は、髪を染めるのに1日を要するほど手間と時間がかかっていました。今では、手軽に簡単に髪を染めることができますね。
現在のヘアカラー
現在、ヘアカラーの技術やトレンドはめまぐるしい勢いで進歩しています。
ヘアカラーのみを担当する「カラーリスト」というのも確立されました。
進化し続けカラーバリエーションも増えている今、さまざまな髪色を試すことができます。
自分に合ったヘアカラーを楽しめる時代です。これからも進化していくヘアカラー事情に期待大ですね。
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